RNAシステム生物学分野 (理化学研究所) 平成30年度の学生募集をします

准教授: 岩崎信太郎

TEL: 048-467-3613(内:5522)
E-mail: shintaro.iwasaki{at}riken.jp
研究室HP

研究紹介

【キーワード】RNA、翻訳、リボソーム、次世代シーケンサー、生化学、バイオインフォマティクス、リボソーム・プロファイリング

1950年代にノーベル賞科学者であるフランシス クリックによって提唱されて以来、「DNAがRNAをつくり、RNAがタンパク質をつくる」というルール、いわゆる「分子生物学のセントラルドグマ」は生命の最も基本的な原理だと考えられています。私たちの研究室ではセントラルドグマの中心であるRNAからタンパク質が作られる翻訳という反応がどのように制御され、それがどのように生命をコントロールしているのか、を理解するために主に以下の2つの手法を組み合わせ、研究を行っています。

次世代シーケンサーを用いた網羅的解析
近年のシーケンサーの発達によりRNAの配列と量を網羅的に解析することができるようになりました。これを利用したリボソーム・プロファイリングと呼ばれる技術を駆使し、どのようなRNAのどのコドンがリボソームによって解読されているかを網羅的に解析することにより、翻訳の状態を俯瞰します。実際に、この手法により、これまでの実験手法では理解することができなかった、様々な翻訳のダイナミクスが明らかになりつつあります。 また同時に、翻訳を制御するRNA結合タンパク質がどのようなRNAに結合しているのかを次世代シーケンサーを用いた解析により明らかにすることで、RNA-RNA結合タンパク質-翻訳の三者の関係を明らかにします。

古典的な生化学を用いた作用機序の解明
翻訳は複雑で多段階の反応を経ます。また同時にそれぞれの段階で様々な調節機構を備えています。それらの詳細なメカニズムを明らかにするためには、反応をそれぞれの素過程に分解し解析する必要があります。このために、古典的ですが非常に強力な生化学的アプローチによって、RNAと翻訳の制御の詳細なメカニズムの解明を行っています。 私達の研究室では以上のwetとdryの実験・解析を自身で行い、両方のアプローチに精通した人材を育成することを目指しています。研究室見学はいつでもwelcomeです。一緒にRNAと翻訳の謎に挑戦しましょう。




研究室紹介

東京大学
東京大学大学院新領域創成科学研究科
最新発表論文
教養学部生へ

このページの先頭へ戻る