研究室紹介

情報生命科学群/基幹講座浅井研究室
(ゲノム情報解析分野)

浅井研究室は、バイオインフォマティクスの "ドライ "な研究室です。生物データの情報解析、数理モデルの適用、アルゴリズムや計算機ツールの開発などに取り組んでいます。 私たちが主に解析するのは、DNA/RNAの配列とその構造、相互作用、機能などです。 RNAについては、二次構造解析、相互作用予測、RNA-seqデータ解析などの情報解析に重点を置いています。また、RNAの翻訳や修飾を伴うRNAにも強い関心を持っています。同時に、様々な用途のための生物学的配列の設計にも関心があります。 数理モデルに基づいたオリジナルのソフトウェアを開発することが私たちのやり方です。よく用いる手法は確率モデルや機械学習です。他者のソフトウェアを利用することもありますが、そのソフトウェアの背後にあるアルゴリズムや理論を認識せずにブラックボックス化したソフトウェアを利用することはありません。

研究キーワード
RNA情報解析、配列設計、確率モデル、機械学習
RNA配列設計

深層学習を用いたRNA配列設計に取り組んでいます。
2次構造が重要なnon-coding RNAについては、1次配列と2次構造の両方の特徴を考慮した最適化が可能となるような手法を開発しています。
mRNAについては、コドンの最適性、2次構造、UTRの組み合わせによる翻訳効率や、mRNAの分解耐性を、mRNA配列から予測する手法と、それに基づいて配列を設計する手法を開発しています。

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